階層別集合研修

内定者入社前研修

内定者の皆さんには社会人としての基礎的な知識・スキルを習得してもらうための研修を実施しています。内定者入社前研修の段階では、まだ学生生活を送る内定者の方に負担がかからないよう、通信教育をベースに行います。その他にも社会人として必要なタッチタイピングのスキルやテキストに沿ってビジネスマナーを身につけたうえで、私たちが提唱する〝社快人〟になるための心構えや基礎的な考えを学んでいきます。

新入社員研修

内定者研修で身につけたビジネスマナーを実際に使えるようにすること、各事業の業界知識や商品知識など営業マンとしての基礎を身につけることの2つを目的としています。座学だけでなく、名刺交換や電話対応の実践練習、グループワークを通して仕事の進め方などを体感して、フルサトグループ社員としての基礎を身につけます。また、業界や商品の知識を習得するために自社工場や取引先メーカーなどの工場へ見学に行き、取り扱う商品がどのように製造されているのか実際に見て理解を深めます。約3週間の研修後は、各々の配属先で上司や先輩からさらに具体的な指導を受けます。

新入社員フォローアップ研修

入社半年後に行われるフォローアップ研修では、半年間の自分自身を振り返り、強み・弱みを再確認することを目的としています。入社後、仕事を通してお客様に喜んでいただくことにやりがいを感じたり、自分の思い描いていた理想通りにいかず悩んだり、さまざまな経験をします。そのような時期にフォローアップ研修を行い、商品知識や営業としてのスキル面などのさらなるレベルアップはもちろんのこと、半年ぶりに会う同期とのディスカッションを通して、自分自身を振り返り、次の成長に向けて新たな目標を設定します。このように一つひとつ問題を解決し新たな目標を立てることで、社会人としてステップアップしていくための基礎を学んでいきます。

スキルアップ研修

入社3年目の社員を対象に年2回実施されている研修です。この研修の目的は、「これまでの仕事の進め方を見直し、問題発見・問題解決・PDCAサイクルの基礎知識を習得する。」ことにあります。研修ではまず、自己の立場を明確にし、自らで課題設定を行い、PDCAの手法を用いて問題解決を図りながら、「目標による自己統制で価値を創造する能力の向上」を目指していきます。受講者は研修で設定した課題の実践を通して、期待される役割の認識、自分自身の業務の見直しと改善、自己理解、自己啓発などの大切さを学んでいきます。

中堅社員研修

入社6年目の社員を対象に年4回実施されている研修です。この研修ではさらなる高みを目指す人たちに、ビジネス全般における論理的思考やマネジメントで求められるさまざまな知識やノウハウを学びます。さらに、学んだ知識やノウハウを実際に使って、日々の仕事の中で自ら課題を設定し遂行するための計画を立て、計画遂行中に問題が出た際は修正を加え、よりよい活動を目指して問題解決を図りつつ、目標を達成するために周囲を巻き込みながら人を動かすスキルを習得するというプログラムです。これらは次代のリーダー候補として、自分自身の存在価値をさらに高めることを目的に行っています。

新任部署長研修

部署長に任命された社員が受ける研修です。部署長になると会社の経営資源を最大限に活用しながら各地にある営業所単位での部署経営を行う立場として、会社から「人・お金・マーケット」を任されるようになります。部下に的確な指示を与えて動いてもらい、営業活動で利益を上げるほか、部署内で経費の支出管理も行うようになります。このように営業所を運営するうえで必要となる管理・労務・業務などの実務的な知識を習得するとともに、より多くの部下を引っ張っていくことができるよう、リーダーシップ能力のさらなる向上を目指したプログラムが用意されています。

自己啓発研修

通信教育講座

フルサトグループでは幅広い知識をつけてもらうために、毎年全社員を対象として通信教育講座を開講しています。カリキュラムはリーダーシップ開発プログラムやマーケティングノウハウを学ぶ講座、資格取得に向けた補助講座など約120種類あります。カリキュラムを豊富にそろえることで、社員一人ひとりの課題意識や成長意欲に合わせて、講座を受講できる環境を整えています。フルサトグループでは「社員の能力開発を促し支援する立場」として、特定の講座の受講修了者には一定額の補助金を支給しています。

社内テキスト(F-basé/G-basé)

フルサトグループの社員として知っておく必要がある基礎的な知識を商品知識や与信管理、営業手法などのテーマに別に分かりやすくまとめ、社員全員がいつでも手にとって見ることができるよう、一人ひとりにテキストを配布しています。

社内塾

経営の目的である「永続」を実現するために、グループとして必要な「意識」と「知識」を伝えていくことを目的として行われています。それと同時に、それぞれ立場、入社歴、経験の違う社員が集まり建設的に議論を交わすことで、職場の問題点や改善点に気づく「気づきの場」でもあります。より多くの気づきを生み、全社員の行動の変革を目指しています。